●　アジは釣れるがハゲを釣る事は難しいと悩んでおられる釣りキチの迷人さん方へ 　　　ご参考までにハゲの釣り方を始め一切合財の丸秘？情報をお知らせ致します。

●　先ず、釣り時期は秋から春ですが、秋口は手の平サイズが多く小振り、冬場は大型サイズが 　　揃います。　　特に五月の連休前後には産卵期を控えて美味しいキモも大きく膨らみます。

●　魚体の雌雄・・・・・オスは体型が長く痩せ型で、メスは丸型のぽっちゃり美魚タイプです。 　　　　　　　　　　　　　食するにはメスの方がキモが大きく色白で美味しく頂けます。

●　釣り所の考察・・・通常ハゲは底で捕食する習性ですが、撒き餌によって浮上します 　　　　　　　　　　　　　その為、タナ取りを微妙に調整しなければ釣果ＵＰは望めません。 　　　　　　　　　　　　　水面下で捕食しているハゲは無視し、中層以下の大型サイズを狙います。

●　釣具の考察 　　　　　★　釣り竿 　　　　　　　　　　　　2〜3ｍ程度の先調子のつなぎ竿で外ガイド付きがハゲ当たりを見易い様です。 　　　　　　　　　　 手持ち部分は少々の硬さがあれば十分です、インナータイプはトラブルがなく 　　　　　　　　　　 使い勝手は良いのですが、合せ時につなぎから折れる事があります。 　　　　　★　リール 　　　　　　　　　スピニングリールよりタイコリールの方が使い勝手が良い。　ＰＢライン３号を 　　　　　　　　　　 200ｍ も巻けば糸切れのトラブルが発生しても十分に使用出来ます。 　　　　 ★　仕掛け　　　　　　 　　　　　　　　　　　　市販のハゲ専用３本針７号と９号を（各２セット入り）準備して下さい。 　　　　　　　　　　 ハリスは（たて糸５号、エダス３号）（たて糸６号、エダス４号）で良い。 　　　　　　　　　　 釣具店にワンタッチでハリス交換が可能な仕掛けも販売されています。 　　　　 ★　おもり 　　　　　　　　　　　　竿の調子に合った３０号程度のおもりかごが最適です。水深があり 　　　　　　　　　　 撒き餌が落下する時に出過ぎる場合には蓋付きのおもりかごも準備の事。 　　　　　★　刺し餌 　　　　　　　　　　　　オキアミのボイルで Lサイズを尻尾と頭を切り、尻尾の内側から針を通す方法 　　　　　　　　　　 が基本です。　しかし、外側を通すとエサ持ちが更に良くなるとの話もあります。 　　　　　　　　　　 エサの処理は同じとして、頭から逆刺しする方法も試してみては如何でしょうか。 ●　釣りタイミング考察 　　　　 ★　あたり 　　　　　　　　　　　　ハゲの”あたり”パターンはさまざまです。　一番多いのは『ちょん、フワリ』など 　　　　　　　　　　 竿先を軽く下げたり、浮かせる”あたり”です。　我慢して最後の”あたり”をとるか 　　　　　　　　　　 その時次第での”合わせ方のタイミング”は体で覚えるしかありません。 　　　　 ★　合わせ 　　　　　　　　　　　　”あたり”があっても強く竿をしゃくるだけでは釣れません。　誘いを掛けるように 　　　　　　　　　　 軽く竿先を上げてやるとハゲは動くエサを追いかけて食いつきます。 　　　　　　　　　　 食いつきが確認出来たら、再度強めに竿をしゃくって合わせて下さい。 ●　後始末雑記 　　　　　★　持ち帰り前の下処理 　　　　　　　　　　 　 生簀から揚げる時に背鰭の棘をペンチで折りましょう。　その時にナイフで血抜き 　　　　　　　　　　 と内臓の処理をして置きますと、鮮度も落ちず臭味も気にせず持ち帰れます。 　　　　 ★　食べる 　　　　　　　　　 刺身で食する時は外皮を付けた状態で三枚に下ろし、必ず内皮を取りましょう。 　　　　　　　　　　 キモ添えで鮮度の良いうちに美味しく頂きましょう。 　　　　　　　　　　 ２０ Cm 未満の小型サイズは唐揚げで食べるも良し、ラッピングして電子レンジで 　　　　　　　　　　 ３分間程度加熱すると、ポン酢で美味しく頂けます。 　　　　　　　　　　 煮付けの具材には「牛蒡・葱・豆腐」などを入れると美味しいです。